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慢性骨髄性白血病の治療や、治療後の生活について徒然と書いています
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私は今、病院の精神科に勤めていますが
具体的には外来業務以外に、病棟の患者さんとお会いする
リエゾンなるサービスにも従事しています。
これは、病棟で精神的に困っている入院患者さん
(せん妄・認知症・うつ・不安・睡眠障害・アルコール依存etc)
に対して、精神科的なサービスを提供するもので、
主に主治医からの依頼で病棟を回っています。



とある患者さんのお部屋を訪問した際のこと。
その方は突然の事故により、仕事に関わる部位に
障害が残る可能性があるとのことでご依頼がきました。
障害受容って、言葉にすると簡単ですが、
とってもつらいことですよね…
私も不妊に関しての受け入れはまだまだ完全に出来てません。



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で、私が話を聴いていた途中、
部長先生らしきオジサンが研修医をゾロゾロ引き連れて入室。
私には何も言わない…というか存在を認識されていない?
普通は「あ、お話しの途中にすみませんね」とか言うんですけど。



まあそれはいいとして、患者さんにも何の挨拶もなし。
「おはようございます」とか「調子どうですか」とか、
何かコミュニケーションすることはいくらでもあるはず。



なのに、いきなりズカズカ部屋に大人数で押し入って、
「(損傷した部位)見せて。はい。ああ、くっつくんだね。
 挙げて。傷見せて。こういうわけね。はい」
と、症状第一の発言…というか無駄話は一切なし。
まず「大人数でごめんね」とか言いなさいよ、回診の時には。




まあ症状みるのが医者の仕事っちゃ仕事ですけど、
患者さんへの配慮ある発言は一切なし。
患者さんは、「先生、私◯◯の職人なんですよ」って言うけど
それもスルー(しかも2回)。
そして傷の消毒は看護師さん任せで、挨拶もなく去っていった。



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挨拶も出来ない時点で、このオジサンの人間としての魅力は
到底感じられないのですが、
この人にとっては、今回の事故による症状っていうのは
医者にとっての単なるケガじゃなくて、
これから仕事をしていけるのかとか、そういうストーリー性を
はらんでいるものだと私は思います。
でも、それをないがしろにしたこの医者、
例えお偉いさんだろうが何だろうが「良い医者」とは言えません。



こういう、頭が良くてもコミュニケーション能力に欠ける医者が多いので
私達精神科の仕事も増えるというパラドックス。
実際、患者さんから主治医との関係についての悩みを聞くことも多いですが
多職種でのチーム医療を行う上では、
カルテに間違っても「◯◯先生との関係で悩んでいる」とは書けません。
特に医者と看護師さんに対してはものすごく進言しづらいですね。



本当の意味でのチーム医療って、患者さんの利益を第一に
考えないといけないんですよね、きっと。
こういったチーム内での遠慮のし合いっていうのは
いかにも日本的だなと思います。





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【2013/07/30 23:31】 | 雑談:ひと
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